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平成26年 3月定例会(第1日 3月 5日)

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  1. 琴平町議会 2014-03-05
    平成26年 3月定例会(第1日 3月 5日)


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    平成26年 3月定例会(第1日 3月 5日)           平成26年琴平町議会3月定例会 会議録     ――――――――――――――――――――――――――――――  平成26年琴平町告示第16号  平成26年琴平町議会3月定例会を次のとおり招集する。   平成26年 2月27日                            琴平町長 小 野 正 人   ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――  1.期 日  平成26年 3月 5日 午前9時30分  2.場 所  琴平町役場 琴平町議会議事室 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――  開  会 平成26年3月 5日(水曜日) 午前 9時30分  閉  会 平成26年3月25日(火曜日) 午前  時  分 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――  1.応招・出席・欠席議員(10名)
     ┌───┬──────┬────┬──────┬──────┬──────┬──────┐  │議席 │議員氏名  │応 招□│第1日   │第2日   │第3日   │第4日   │  │番号 │      │応招△│(3月5日)│(3月11日)│(3月12日)│(3月25日)│  │   │      │    │出席 〇  │出席 〇  │出席 〇  │出席 〇  │  │   │      │    │欠席 ×  │欠席 ×  │欠席 ×  │欠席 ×  │  ├───┼──────┼────┼──────┼──────┼──────┼──────┤  │1番 │片岡 英樹 │ □  │  〇   │  〇   │  〇   │  〇   │  ├───┼──────┼────┼──────┼──────┼──────┼──────┤  │2番 │安川  稔 │ □  │  〇   │  〇   │  〇   │  〇   │  ├───┼──────┼────┼──────┼──────┼──────┼──────┤  │3番 │渡辺 信枝 │ □  │  〇   │  〇   │  〇   │  〇   │  ├───┼──────┼────┼──────┼──────┼──────┼──────┤  │4番 │臼杵 善弘 │ □  │  〇   │  〇   │  〇   │  〇   │  ├───┼──────┼────┼──────┼──────┼──────┼──────┤  │5番 │大西 久夫 │ □  │  〇   │  〇   │  〇   │  〇   │  ├───┼──────┼────┼──────┼──────┼──────┼──────┤  │6番 │籔内 伊佐子│ □  │  〇   │  〇   │  〇   │  〇   │  ├───┼──────┼────┼──────┼──────┼──────┼──────┤  │7番 │今田 勝幸 │ □  │  〇   │  〇   │  〇   │  〇   │  ├───┼──────┼────┼──────┼──────┼──────┼──────┤  │8番 │山下 康二 │ □  │  〇   │  〇   │  〇   │  〇   │  ├───┼──────┼────┼──────┼──────┼──────┼──────┤  │9番 │眞鍋 籌男 │ □  │  〇   │  〇   │  〇   │  〇   │  ├───┼──────┼────┼──────┼──────┼──────┼──────┤  │10番 │山神  猛 │ □  │  〇   │  〇   │  〇   │  〇   │  └───┴──────┴────┴──────┴──────┴──────┴──────┘  2.会議録署名議員  ┌────┬─────────┬─────────┬─────────┬─────────┐  │    │第1日(3月5日)│第2日(3月11日)│第3日(3月12日)│第4日(3月25日)│  ├────┼─────────┼─────────┼─────────┼─────────┤  │議席番号│3番 渡辺 信枝 │4番 臼杵 善弘 │5番 大西 久夫 │2番 安川  稔 │  ├────┼─────────┼─────────┼─────────┼─────────┤  │氏  名│8番 山下 康二 │7番 今田 勝幸 │6番 籔内 伊佐子│10番 山神  猛 │  └────┴─────────┴─────────┴─────────┴─────────┘  3.職務のため出席したものの職氏名  ┌────────────┬──────┬──────┬──────┬──────┐  │会 期         │第1日   │第2日   │第3日   │第4日   │  │職氏名         │(3月5日)│(3月11日)│(3月12日)│(3月25日)│  ├────────────┼──────┼──────┼──────┼──────┤  │事務局長   金関  首│  〇   │  〇   │  〇   │  〇   │  ├────────────┼──────┼──────┼──────┼──────┤  │主  任   平井 浩嗣│  〇   │  〇   │  〇   │  〇   │  └────────────┴──────┴──────┴──────┴──────┘  4.地方自治法第121条による出席者の職氏名 ┌───────────────────┬──────┬──────┬──────┬──────┐ │会  期               │第1日   │第2日   │第3日   │第4日   │ │職 氏 名              │(3月5日)│(3月11日)│(3月12日)│(3月25日)│ ├───────────────────┼──────┼──────┼──────┼──────┤ │町      長    小 野 正 人│  〇   │  〇   │  〇   │  〇   │ ├───────────────────┼──────┼──────┼──────┼──────┤ │教育長         三 井   尚│  〇   │  〇   │  〇   │  〇   │ ├───────────────────┼──────┼──────┼──────┼──────┤ │総務課長        大矢根 正 高│  〇   │  〇   │  〇   │  〇   │ ├───────────────────┼──────┼──────┼──────┼──────┤ │総務課主幹       松 浦 啓 昭│  〇   │  〇   │  〇   │  〇   │ ├───────────────────┼──────┼──────┼──────┼──────┤ │税務課長        宮 武 千万利│  〇   │  〇   │  〇   │  〇   │ ├───────────────────┼──────┼──────┼──────┼──────┤ │住民サービス課長    佐 藤 安 正│  〇   │  〇   │  〇   │  〇   │ ├───────────────────┼──────┼──────┼──────┼──────┤ │福祉課長        川 添 龍 也│  〇   │  〇   │  〇   │  〇   │ ├───────────────────┼──────┼──────┼──────┼──────┤ │健康推進課長      細 川 和 徳│  〇   │  〇   │  〇   │  〇   │ ├───────────────────┼──────┼──────┼──────┼──────┤ │観光商工課長      澤 井 達 朗│  〇   │  〇   │  〇   │  〇   │ ├───────────────────┼──────┼──────┼──────┼──────┤ │農政課長        友 枝 一 朗│  〇   │  〇   │  〇   │  〇   │ ├───────────────────┼──────┼──────┼──────┼──────┤ │建設下水道課長     三 井 貫 常│  〇   │  〇   │  〇   │  〇   │ ├───────────────────┼──────┼──────┼──────┼──────┤ │人権同和課長      佐 藤 任 司│  〇   │  〇   │  〇   │  〇   │ ├───────────────────┼──────┼──────┼──────┼──────┤ │会計管理者兼出納室長  宮 脇 公 男│  〇   │  〇   │  〇   │  〇   │ ├───────────────────┼──────┼──────┼──────┼──────┤ │生涯教育課長      石 橋   満│  〇   │  〇   │  〇   │  〇   │ ├───────────────────┼──────┼──────┼──────┼──────┤ │水道課長        長 田   忠│  〇   │  〇   │  〇   │  〇   │ └───────────────────┴──────┴──────┴──────┴──────┘                会 議 の 経 過  会期 第1日 平成26年3月5日(水曜日)  議事日程(第1号)  第 1       会議録署名議員の指名  第 2       会期の決定  第 3 報   告 行財政改革産業振興・建設・下水道に関する調 総務産業経済            査                      常任委員長  第 4 報   告 教育・福祉・保健・衛生・上水道に関する調査  教育厚生                                   常任委員長  第 5 報   告 人権・同和対策問題調査            特別委員長  第 6 報   告 いこいの郷公園の運営、庁舎の耐震設備等、公共 特別委員長            施設の在り方の調査研究  第 7       町政一般報告ならびに町政方針表明       町長  第 8 議案第1号 平成26度琴平町一般会計予算         町長提出  第 9 議案第2号 平成26年度琴平町学校給食特別会計予算    町長提出  第10 議案第3号 平成26年度琴平町国民健康保険特別会計予算  町長提出
     第11 議案第4号 平成26年度琴平町下水道特別会計予算     町長提出  第12 議案第5号 平成26年度琴平町駐車場特別会計予算     町長提出  第13 議案第6号 平成26年度琴平町介護保険特別会計予算    町長提出  第14 議案第7号 平成26年度琴平町後期高齢者医療特別会計予算 町長提出  第15 議案第8号 平成26年度琴平町温泉事業特別会計予算    町長提出  第16 議案第9号 平成26年度琴平町水道事業会計予算      町長提出  第17 議案第10号 琴平町地域の元気臨時交付金基金の設置管理及び 町長提出            処分に関する条例  第18 議案第11号 琴平町公共用財産管理条例の一部を改正する条例 町長提出  第19 議案第12号 琴平町水道事業給水条例の一部を改正する条例  町長提出  第20 議案第13号 琴平町公共下水道条例の一部を改正する条例   町長提出  第21 議案第14号 琴平町個人情報保護条例の一部を改正する条例  町長提出  第22 議案第15号 報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する 町長提出            条例  第23 議案第16号 琴平町消防団員の定数、任免、給与、服務等に関 町長提出            する条例の一部を改正する条例  第24 議案第17号 琴平町駐車場条例の一部を改正する条例     町長提出  第25 議案第18号 平成25年度琴平町一般会計補正予算(第7号) 町長提出  第26 議案第19号 平成25年度琴平町国民健康保険特別会計補正予 町長提出            算(第3号)  第27 議案第20号 平成25年度琴平町下水道特別会計補正予算(第 町長提出            3号)  第28 議案第21号 平成25年度琴平町介護保険特別会計補正予算  町長提出            (第2号)  第29 議案第22号 平成25年度琴平町後期高齢者医療特別会計補正 町長提出            予算(第3号)  第30 議案第23号 平成25年度琴平町温泉事業特別会計補正予算  町長提出            (第1号)  第31 議案第24号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることにつ 町長提出            いて  第32 議案第25号 琴平町過疎地域自立促進計画の変更について   町長提出  第33 請願第1号 伊方原発の再稼働に反対する意見書の提出を求め 原発をなくす            る請願書                   香川の会              (開会 午前9時30分) ○議長(片岡 英樹君)  おはようございます。(「おはようございます。」の声あり)  ご参集いただきまして、ありがとうございます。  これより平成26年琴平町議会3月定例会を開会いたします。  ただいまの出席議員は10名であり、地方自治法第113条の規定による定足数に達しておりますので、本日の会議は成立いたしました。  これより本日の会議を開きます。  まず、今期定例会の招集者であります町長の挨拶を求めます。  町長。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  おはようございます。(「おはようございます」の声あり)  本日ここに琴平町議会3月定例会を招集いたしましたところ、全議員のご参集を賜りましたことを心から厚く御礼申し上げます。  平成25年度も残すところあと1カ月余りとなりまして、この間、大変厳しい財政状況の中ではありますが、一歩一歩着実に琴平町政発展のために努力をしておるというふうに考えております。しかし、なかなか思うように進まない事業、また社会情勢等の変化により、非常に困難なもの等々ございますが、その中におきましても議会の議員各位のご協力とご指導を賜りながら、一歩ずつ確実に町政運営をとっているところでございます。  さて、世間では、先月行われましたソチオリンピック、また、いよいよ開催されますパラリンピックにおいて、平和とスポーツの祭典が行われようとしております。しかし、一方でご存じのようにウクライナ情勢を初めとする国際関係というものが非常に緊迫度を増しておるというような昨今でございます。そういった中、今琴平町議会3月定例会におきましては、平成25年度の一般会計並びに特別会計補正予算、さらには来るべく平成26年度の各予算案等を計上させていただいております。また、条例案を含める人事案件等もございますが、非常にその審議の内容、また、ボリューム等々も非常に多くなっておりますが、何分、議員各位のご理解とご賛同を得ながら、全議案とも議決を賜りますことを心からお願いしながら、本日開会に向けましてのご挨拶とさせていただきたいと考えております。  長期間の議会とはなりますけれども、よろしくご指導賜りますようにお願い申し上げまして、簡単ではございますけれども、開会に当たりましてのご挨拶といたします。 ○議長(片岡 英樹君)  町長の挨拶を終わります。  本日の議事日程、会期日程表、議案付託の予定表は、お手元に配付いたしておるとおりであります。  日程に入るに先立ちまして、諸般の報告を行います。  事務局長から報告いたさせます。  事務局長。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○事務局長(金関 首君)  おはようございます。  命により報告いたします。  まず、町長から今期定例会に付議するため、地方自治法第149条に基づく議案25件を受理いたしております。条例案5件、予算案15件、計画の変更案1件及び人事案1件であります。  また、請願書1件が提出され、受理いたしましたので、本日の日程にて処理いたします。  次に、監査委員から地方自治法第235条の2の規定に基づく、平成25年11月分から平成26年1月分までの現金出納検査状況の報告及び地方自治法第199条第4項の規定に基づく定期監査の結果に関する報告がございましたので、その写しを配付いたしております。  最後に、地方自治法第121条の規定により、本日の会議に説明のため出席を求めました者は、既に配付いたしております名簿のとおりであります。  以上、報告を終わります。 ○議長(片岡 英樹君)  以上をもって諸般の報告を終わります。 ○議長(片岡 英樹君)  日程第1 会議録署名議員の指名 を行います。  会議録署名議員は、  3番 渡辺 信枝君  8番 山下 康二君 を指名いたします。 ○議長(片岡 英樹君)  日程第2 会期の決定 を議題といたします。  お諮りいたします。  今期定例会の会期は、本日から3月25日までの21日間といたしたいと思います。  これにご異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片岡 英樹君)  異議なしと認めます。  よって、会期は21日間と決定いたしました。 ○議長(片岡 英樹君)  日程第3 行財政改革産業振興・建設・下水道に関する調査 を議題といたします。  本件に関し、委員長の報告を求めます。  総務産業経済常任委員長、8番、山下 康二君。   (「はい、議長、8番、山下」と呼ぶ) ○総務産業経済常任委員長(山下 康二君)  議長の命により、当委員会へ付託されております閉会中の所管事務調査について、去る2月12日、全委員出席のもと、委員会を開催いたしました。  各課からの報告により、当委員会で行われました主な質疑内容を中心に、順を追ってご報告申し上げます。  まず、総務関係でございますが、技能労務職員採用、これは保育所の調理員でございます。の試験の結果、採用予定者1名、補欠者1名を決定したとの報告がございました。委員より、近年採用辞退者が多いが、採用予定者は確約書どおり来てくれるのかとの質疑に対し、執行部より確約書は採用予定者から提出されており、来てくれるものと信じているとの答弁がございました。  次に、第2投票区482世帯の投票所の変更についてでございます。アンケート調査の結果、川西地区該当町民は文化会館、川東地区該当町民琴平小学校を投票所とする決定が選管においてなされたとの報告がございました。委員より投票所の誤りがないように町民に十分周知をするよう要望がございました。  次に、総合防災訓練の反省会が2月10日、総合センターにおいて、防災訓練に参加した24団体からのアンケート調査結果をもとに行われたとの報告がございました。委員より、来年度の総合防災訓練は、地震や大雨といった具体的な想定をした上で、工夫した総合訓練としてもらいたいとの意見があり、当委員会としてその方向で調整するよう要望いたしておきます。  次に、企画政策課でございますが、第12回全国門前町サミットイン琴平の準備状況の報告がございました。委員より、サミット開催の周知方法、また、ポスターの制作の取り組みについての質疑があり、執行部よりポスターについては、まず日程、場所が記載されたポスターを早目に作成し、サミット開催周知をまず行いたい。サミット内容講演講師情報が入ったポスターは段階的につくっていく考えであるとの答弁がございました。  また、この門前町サミットの実施に当たって、委員より、運営予算は琴平町の身の丈にあった予算により費用対効果が見込める実施内容となるよう、いま一度内容を練ってもらいたいとの意見や、民謡コンサートを金丸座で行うコンセプトをはっきり示さないと、金丸座の価値観に影響するおそれがあるとの町民から意見を聞いているので、はっきりとした目的を示した上で計画してもらいたいとの意見がございました。  次に、税務関係でございます。平成25年度不納欠損予定額の報告があり、委員より、日ごろより事業所の経営状態の把握に努め、多額の欠損処理を避けるため、工夫した徴収方法を考えてもらいたいとの意見がございました。
     次に、農政関係でございます。有害鳥獣対策についてでございます。2月12日現在で、イノシシを43頭捕獲したとの報告があり、委員よりイノシシに餌づけをしている者がいると聞いたが、イノシシが人に近づくことは危険を伴う。餌づけしないよう周知・指導してもらいたいとの質問に対し、執行部より、金刀比羅宮の境内内で見つかったイノシシが、猟友会の話ではどうも人なれした感じのイノシシであったと聞いている。このイノシシはわなにかかって処分はされておりますが、今後、住民にはイノシシへの餌づけは行わないよう周知に努めてまいりたいとの答弁がございました。  次に、観光商工関係でございます。まず、執行部より初詣で対策として、本年実施した内町及び神明町筋の車両通行止めによる観光客からの苦情は、町役場及び金刀比羅宮に対して1件もなかったが、地元駐車場運営業者は根強く反対しており、来年以降、継続するかどうかは今後の協議によるとの報告がございました。  委員より、旧敷島館跡地利用について、共立メンテナンスと契約して久しいが、新温泉供給も順調であり、前向きに整備するよう町からもっと積極的に動いてもらわないと、景観的に難があるとの意見や、業者自体、整備のやる気があるのか、ないのかも含め、周辺土地の有効利用など、琴平町にとって、あの場所はにぎわいのまちづくりのチャンスととらえ、思い切った手だてを打つのもありだと思うとした意見など、多くの意見が出されました。旧敷島館の跡地開発については、町民から多数問われる問題であり、当委員会としては、町が早急に周辺土地調査も含め、にぎわいのある町や景観づくりに積極的に取り組まれるよう要望いたします。  次に、建設下水道課でございます。執行部より五条幹線六条地区水路改修工事について、当初平成26年3月15日までの工期で準備を進めておりましたが、五条幹線改修発注者である中国四国農政局の請負業者による工事進捗が遅くなった影響で、本工事ができないため、平成26年度へ繰り越しをして、工事を行うとの報告がございました。  以上が、先日行われました委員会の主な内容報告でございますが、当委員会といたしまして、今後も引き続き閉会中の継続審査を議長にお願いいたしまして、報告を終わります。 ○議長(片岡 英樹君)  委員長の報告は終わりました。  これより、ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑を許します。   (「質疑なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片岡 英樹君)  質疑なしと認めます。  お諮りいたします。  本件調査については、委員長から申し出のとおり閉会中の継続調査に付することにご異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片岡 英樹君)  異議なしと認めます。  よって、本件は閉会中の継続調査に付することに決定いたしました。 ○議長(片岡 英樹君)  日程第4 教育・福祉・保健・衛生・上水道に関する調査 を議題といたします。  本件に関し委員長の報告を求めます。  教育厚生常任委員長、6番、籔内 伊佐子君。   (「はい、6番、議長、籔内」と呼ぶ) ○教育厚生常任委員長(籔内 伊佐子君)  議長の命により、当教育厚生常任委員会に付託されております所管事務調査について、ご報告を申し上げます。  去る2月13日、委員全員出席のもと、12月定例会以降の教育、福祉、保健、衛生、上水道に対する調査を行いましたので、その内容についてご報告を申し上げます。なお、人権同和課の報告は、特別委員長より報告があります。  まず、住民サービス課です。  3月4月の住民異動繁盛期における窓口対応について、3月30日、日曜日に、各種証明書の発行、休日サービスを行うとのことであります。  公営住宅明け渡し請求についての報告がありました。2名の人に内容証明を出し、そのうち1名についてはその後支払いがあり、もう一名については裁判所に明け渡し請求を行ったとの報告であります。  委員より、多くの質問がありましたが、その中で、条例上、3カ月滞納したら明け渡し請求するようになっている。1年も払っていなかったらおかしいので、訪問などしてチェックすべきではないかとの指摘がありました。  春季クリーン作戦の実施につきましては、大雪のため中止になっております。委員より、清掃の開始時期が早いのではとの声があり、執行部として検討中とのことでありました。  次に、福祉課です。  平成26年度保育所入所予定児童数の状況について、南保育所が51名、北保育所が52名、あかね保育園120名となっております。前年度と比較しまして、全体で7名の児童が増えているようであります。  委員より、幼稚園の3歳児保育の影響についての質問があり、あかね保育園については影響はなかったとのことであります。  琴平町障害者・障害児福祉年金の支給状況については、12月18日より12月末までの間でありまして、支給対象者数は580人、支給総額は399万5,500円とのことであります。  本年4月からの消費増税に伴って支給される臨時福祉給付金及び子育て世帯臨時特例給付金についての報告がありました。この趣旨としては、低所得世帯ほど影響が大きいため、それを和らげるための給付措置として実施をされます。今後の予定としては、町広報、チラシで周知を行い、6月以降の受付、10月に給付を行う予定とのことであります。  次に、健康推進課より報告がありました。  人口推移、出生率、高齢化率などの資料が提出され、少子高齢化や人口減少が進んでいる本町にあっては、いかに住みよい福祉を整えていくかが課題であるとの報告がありました。  さらに特定健診、がん検診の受診率向上に向けた取り組みを推進するために、住民の意見を聞き、健康づくりをしていきたいとの報告です。  先日、健康推進計画後期分の策定が終了したことを受けて、町内に回覧、ダイジェスト版を全戸配布するとのことでございます。その前段階として、住民代表の機関である議会に健康推進計画のプレゼンをしたいとの要望がございました。また、歯周病が糖尿病の原因になるため、講演を予定しているとのことでございます。委員より、亡くなる原因として、心疾患が一番多い状況に対して、住民の生活習慣や食生活の状況も分析すべきではとの意見がございました。  次に、生涯教育課です。  1月30日現在の平成26年度の入園・入学予定者数は、琴平中学校が79人。琴平小学校が15人、榎井小学校が21人、象郷小学校が26人。南幼稚園3歳児が10人、4歳児が7人、5歳児12人。北幼稚園が、4歳児7人、5歳児が15人となっております。  委員より、本年度小学校を卒業し、町外への中学校に通う生徒の人数の質問について、9名とのことでございました。  成人式につきましては、1月3日、町総合センターにおいて行われました。対象者89名中62名の参加があったとのことでございます。今後は、参加人数を上げていきたいとのことでございます。  委員より、成人式の通知を早目に出してほしい。参加率向上のために同窓会の提案などの意見がございました。  教育委員会よりいじめに対する報告書が提出されました。前回の定例会において、学校でのいじめに至った調査を行っていただき、報告書の提出を求めておりました。教育長より報告書に沿って丁寧な説明をしていただきました。いじめの原因が小学校2年生から始まり、グループの中での仲間はずれ等のトラブルが時々あり、それがエスカレートしていったのが原因でございました。  委員より、少子化で子どもが大事にされ、複数担任で目が行き届く中にあって、どうしていじめが起きるのか、二度と起こらないように取り組みをお願いしたいとの要望がございました。教育長より、子どもにとって学校は安心、安全でなければならない。いじめに対して瞬時に判断し、実践をしていく教師でなければならず、教師の資質も含め、今後、子どもに寄り添った指導を行っていくとのことでございます。  昨年9月にいじめ防止対策推進法が施行され、各学校は、学校いじめ防止基本方針を作成するようになっております。本町においても基本方針作成に向け研修が行われ、完成後は保護者に周知するとのことでございます。  最後に、水道課より報告がありました。  建設改良工事2件の契約がございました。1件目は、町道本宮町線水道本管布設工事、2件目は、町道中学校線ほか水道本管布設替え工事でございます。工事場所は、琴中正門北県道四差路と県道高松琴平線まんのう町境となっております。  委員より、漏水調査についての質問がありました。本年度はビニール管を中心に14キロメートルの調査を実施したとのことでございます。平成26年度以降も漏水調査を実施していきたいとのことでございました。  以上で、12月定例会以降の当委員会に付託されております調査案件の報告を終わります。引き続き、開会中の継続調査を議長にお願いいたしまして報告を終わります。 ○議長(片岡 英樹君)  委員長の報告は終わりました。  これよりただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑を許します。   (「質疑なし」と呼ぶ者あり)(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(片岡 英樹君)  7番、今田 勝幸君。 ○7番(今田 勝幸君)  質問ではないんやけど、今朝くれたこの資料で、今2人の委員長が報告をされましたが、ここに特別委員長と書いてあるんやけど、それぞれ常任委員会ではないのでしょうか。ミスプリやったら、ミスプリで訂正しておかないと、このまま保存して綴じるようになります。 ○議長(片岡 英樹君)  ただいま7番、今田 勝幸君よりの議事進行上の書類についての意見がありましたので、事務局長より説明いたさせます。  事務局長。 ○事務局長(金関 首君)  済みません。今、今田議員よりご指摘がありましたとおり、常任委員長の間違いでございます。訂正して、またお配りいたしたいと思います。済みませんでした。(「ここに配るのは保存用になるからな」の声あり)はい。(「そこのとこだけ。ここはもう勝手に訂正しとったらいい」の声あり) ○議長(片岡 英樹君)  ほかにありますか。   (「質疑なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片岡 英樹君)  以上で質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  本件調査については、委員長から申し出のとおり閉会中の継続調査に付することにご異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片岡 英樹君)  異議なしと認めます。  よって、本件は閉会中の継続調査に付することに決定いたしました。 ○議長(片岡 英樹君)  日程第5 人権・同和対策問題調査 を議題といたします。  本件に関し、付託中の人権・同和対策特別委員会から中間報告の申し出がありましたので、これを許可いたします。  人権・同和対策特別委員長、8番、山下 康二君。   (「はい、議長、8番、山下」と呼ぶ) ○人権・同和対策特別委員長(山下 康二君)  それでは、議長の許可をいただきましたので、当委員会に付託されております人権・同和対策問題調査について、中間報告させていただきます。  去る2月12日、全委員出席のもと人権・同和対策特別委員会を開催いたしました。  まず初めに人権同和課より報告があり、12月4日に人権週間行事として、「人権問題街頭キャンペーン」をマルナカ琴平店前で実施。内容は、人権啓発グッズ及びチラシの配布によるものであります。  次に、12月16日、榎井女性教育学級人権研修会が榎井公民館で行われ、当日は11名が参加し、グループ討論など、活発に意見交換がなされたようでございます。  次に、苗田児童館において、12月24日にクリスマス会を町内3小学校より39名の児童、関係者により催したとのことでございます。  次に、2月8日に、琴平町とまんのう町の人権擁護委員仲多度地区部会がまんのう町役場で行われ、人権擁護事業の協議を行ったとのことでございます。  次に、2月4日に、多度津町において、行政管理職を対象とした、仲多度郡行政職員第3回人権・同和研修が、部落解放同盟豊明支部、和泉支部長を講師に迎え、「女性の人権」をテーマに行われたとの報告がございました。  次に、委員会当日の報告は、部落解放第31回香川県講演会が、2月19日に高松市アルファあなぶきホールで開催予定とのことでございましたが、既に開催され、琴平町の各界・各層より30名が参加したとのことでございます。  次に、生涯教育課より報告がございました。まず、1月29日に、第2回新任・新採教職員現地研修が、教育集会所で新任・新採教職員と関係者計56名が参加し行われ、4月の着任以来、これまでの人権同和教育の取り組みについての実践報告を行い、教育長及び豊明支部書記長により講話がなされたとのことでございます。  次に、琴平中学生によるうどんの接待が、62名のディサービスセンター利用者及び地域の方々の参加のもと、12月26日に教育集会所で行われ、さぬきうどんの伝統を学ぶとともに、地域の人たちとの交流を深めたとのことでございます。  次に、学校人権・同和教育部会研究集会が2月26日、町学校教育関係者並びに行政関係者約130名参加のもと、町文化会館で開催予定とのことでございましたが、既に開催され、町内各教育機関で1年間実施された人権・同和教育の取り組みの内容発表等が行われたとのことでございます。この発表報告の取り組みは、町内の一貫した人権教育を推進する上で、よい面はもとより、課題や問題点を確認し合えることができる大変有意義な取り組みであります。当委員会からは継続して実施されるよう要望いたします。  委員より、さきの委員会からきょうまでの差別事象の発生はなかったかの質問に対し、執行部より差別事象は発生していないとのことでございます。  次に、障がいのある子どもが普通学級で健常者の子どもと同様に学ぶことについて、子どもたちの間で差別的な発言や行動などが危惧されるが、同じクラスで学ぶことへの疑問点の払しょくなど、子どもたちへの十分な教育、指導を行っているのかとの質疑に対し、執行部より、あらゆる教育活動の中で、いわゆる社会的弱者に対し人権教育を推進している。障がいのある子どもが特別支援学級で学ぶか、普通学級で学ぶかは、保護者の希望をできるだけ尊重するような対応をしている。今後、児童、保護者にはより一層教育対応をしていきたいとの答弁がございました。  この件に関しましては、学校教育の中で児童一人一人が社会的弱者に対する偏見や先入観を払しょくするための教育の場づくりを確立するよう、当委員会といたしまして要望をいたしておきます。  以上が、先日行われました委員会の報告でございますが、当委員会としましては、今後も引き続き、人権を尊重し合える社会の実現を目指して調査・研究を重ねてまいることをお伝え申し上げまして、中間報告とさせていただきます。
    ○議長(片岡 英樹君)  委員長の報告は終わりました。  これよりただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑を許します。   (「質疑なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片岡 英樹君)  質疑なしと認めます。  これにて中間報告を終わります。 ○議長(片岡 英樹君)  日程第6 いこいの郷公園の運営、庁舎の耐震設備等、公共施設の在り方の調査研究 を議題といたします。  本件に関し、付託中の公共施設整備等調査特別委員会から中間報告の申し出がありましたので、これを許可いたします。  公共施設整備等調査特別委員長、10番、山神 猛君。   (「議長、10番、山神」と呼ぶ) ○公共施設整備等調査特別委員長(山神 猛君)  議長の命により公共施設整備等調査特別委員会の休会中の審議の内容をご報告をいたします。去る2月10日全委員参集のもと、委員会が開催されました。  まず、総務課長より、防災無線、庁舎耐震診断業務についての説明がございました。庁舎の耐震診断の結果につきましては、建設をされまして41年が経過しているので、耐震診断の結果はよくありませんでした。庁舎を改修するとすれば約5億円、新しく建て替えるならば10億円から12億円必要とのことで、この件に関しましては、これからの検討課題であるということでございます。  また、委員より、耐震診断結果により、耐震工事を行うと、職員の業務、また住民への窓口業務への支障、この内容が、新たな柱をつくるだとか、壁の設置等があり、5億余りかけて工事を行っても効果がないとする現状を踏まえ、結局どうしたいのか、建て替えするにしても、新庁舎の建設をするにしても、そのあたりの調査を十分行い、安上がりできる方法を模索すべきでないかとの意見がありました。  課長より、建て替えをするのに、建設費用が12億円程度必要ということで、建て替えについては、町内の他の公共施設、小学校等の今後の使用形態を勘案しながら、どうすべきか検討していきたいとの答弁があり、また、別の委員より、耐震結果が出たのに、早急に工事を実施しなくてもいいということかの問いに、課長は、たちまち工事をしなければならないというものではないと考えている。しかしながら、建物が悪い状態である診断結果には変わりはないので、対策検討は今後もしていくということでございます。  委員より、震度想定はとの問いに、課長は、6弱を想定としているということでございます。  また別の委員より、基礎部分は今回調査をしていないのかとの問いに、課長より、今回は建物部分のみの耐震診断を行ったので、基礎構造調査は行っていないということでございます。  また、別の委員から、今回の診断結果は、やはりというか、予想したとおりの結果であり、建て替えの必要性が上がった結果となったが、このように悪い診断結果が出た場合の措置については、約480万円の予算を投じ、耐震診断を委託した経緯を踏まえられた対応を求めるということでございまして、小学校の統廃合問題もあり、庁舎の建て替えを全面に立てられないのは理解するが、総務課だけではなく、教育委員会等を含めた公共施設建て替え検討プロジェクトチームを立ち上げるなりをして、今後の対応をしていくことを要望するという意見がございました。  続いて、防災行政無線整備事業についての報告がありました。防災行政無線システムの報告でございますが、拡声子局の設置場所9カ所の説明、戸別受信機設置箇所等の報告がございました。  委員より、防災無線の受信機配布先について、地元の了解は得ているのかとの問いに、課長より、拡声子局設置場所については地元の了解は得ている。戸別受信機設置場所は今後検討をしていくということでございます。  また委員から、拡声子局は人がいないときがあると考えるので、設置をする必要があるのかということで、課長より、子局設置場所は、緊急時の避難場所でもあり、緊急時には、二度三度伝達するようになっておる。したがって、情報伝達装置を設置するということでございます。  委員から、戸別受信機について、どのようなものを設置予定をしているのかという問いに、課長より、少々費用はかかるが、緊急時において、自動で最大音量となり、情報を伝達できる機械を設置予定。台数は200個ということの答弁がございました。  続きまして、教育課長より、いこいの郷公園指定管理者公募について、学校教育施設の修繕対応、また、学校給食センター及び教育委員会事務所の修繕についての説明がありました。  ヴィスポの平成26年度からの運営は、審議員の選考の結果、ことひらいこいの郷パートナーズに審議委員会で承認され、さきの議会で議決をいただき、その後の手続が粛々と進められているとのことでございました。  委員長より、いこいの郷公園は、平成26年4月1日から指定管理者を議決し、今後協定に向け執行部が準備を進めておるが、当委員会としては、提案内容の詳細が十分にわかるよう、包括協定及び年度協定にもれなく生かされているかどうかチェックを行いたいので、提案申請書類の提出を求めました。その後、教育委員会より各委員に提案申請書類が提示されました。一読をされたわけでございます。  その中で、委員から、今回の指定管理者(ことひらいこいの郷パートナーズ)からの提案内容は、町及び町民にとっては大変喜ばしい内容であるが、今までの現契約先の財団法人こんぴらスポーツ財団のコナミスポーツへの運営委託契約は甘過ぎる。今年3月31日までと、次回契約の4月1日でスポーツクラブの運営が同じコナミスポーツへの運営委託契約としては、前回の契約は甘過ぎる。3月31日までと4月1日まででスポーツクラブの運営が同じコナミスポーツであり、契約内容が同じなのに、なぜこうも委託金額に差があるのか。ここ数年の財団への委託料は必要なかったのではないかとの意見がありました。  町長より、いろいろな意見・ご指摘があるのは理解するが、平成16年の運営開始時は、現在の会員利用者数が予測できない状況での10年契約であったと考えている。現在の運営状況にあった契約は、今回の指定管理者との契約により、新たにいこいの郷公園の運営をすることが現況にあった措置と考えているとの答弁がありました。  次に、議長から、指定管理者制度を活用した民間企業への委託制度は、よし悪しがあるように思う。とかく契約金額面で甘い契約をしがちであることが多々見受けられる。今後の協定において、十分に内容を審査するための外部監査の導入など、監督機能をどう考えておるかという問いに対して、課長より、ただいまのご指摘については、いこいの郷公園指定管理者選定委員会の答申の中でも同様に指摘されておりまして、答申では、評価システムの構築について、利用者や関係分野の専門家を交えた評価委員会を設置し、利用者の視点、客観的な視点を反映できる評価システムの構築を検討されたいとのご指摘をいただいていることから、今後、議会の意見を参考にしながら、十分に検討していきたいとの答弁がありました。当委員会としてもその経緯を十分に見守っていきたいということでございます。  以上、休会中の当委員会の審議のご報告をさせていただきます。以上です。 ○議長(片岡 英樹君)  委員長の報告は終わりました。  これよりただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑を許します。   (「質疑なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片岡 英樹君)  質疑なしと認めます。  これにて中間報告を終わります。 ○議長(片岡 英樹君)  日程第7 町政一般報告ならびに施政方針表明 を行います。  町長。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  まず、町政一般報告でございますが、町政一般報告に関しましては、内容が多岐にわたることから事前にご配付させていただいております一般報告をもって報告とかえさせていただきたいと考えております。  次に、施政方針でございますが、これにつきましては、既にお配りの内容ではございますが、非常に重要な案件となりますので、私のほうから改めて施政方針を述べさせてもらいたいと思っております。  本日ここに平成26年度の予算案及び諸議案の提出に当たり、町政運営に関する所信を申し述べる機会を賜りましたことを心から厚く御礼申し上げます。  私も町長に就任1期目の任期も残りあと3カ月となりました。私は、就任以来、町民の皆様と町政における課題を共有することに努めてまいりました。  こうした取り組みの過程におきまして、琴平町を愛し、誇りに思えるまちづくりの実現に向けて、熱心に取り組んでいただいておられる多くの方々とお会いし、また、それらの皆様方の思いに感銘を受けるとともに、これらの活動が着実に広がりを見せてきているなというふうに実感しております。  こうした方々を中心としながら、琴平町が将来にわたり、輝かしい歴史と文化を育み、また継承し、「住んでよし、訪れてよし」のまちづくりを推進し、よりよいまちづくりに向けて邁進してまいりたいと考えております。  また、就任以来、極めて厳しい財政状況が続いておりましたが、財政再建に取り組みつつ、住民福祉と将来負担とのバランスを考えながら、マニフェストとして町民の皆様にお示しした施策の実現に向けて努力してまいりました。既に実現し、成果を残しつつあるものもございますが、いまだ取り組みが十分でないというものもあると率直な思いを持っております。  今後は、その内容をより一層充実していくよう努めるとともに、取り組みがおくれているものにつきましては、その推進に鋭意努力してまいる所存でございます。  さて、一昨年暮れの衆議院議員総選挙の結果、安倍晋三内閣による新政権が発足して、1年が経過いたしました。  この間、長引く不況とデフレ経済を克服すべくアベノミクスによる経済対策を打ち出し、大手企業を中心として景気の回復が図られているようであります。  しかし、地方経済におきましては、十分な効果が享受できておらず、地方に暮らす我々を含めた国民一人一人が豊かな生活を実感できる経済対策を期待するところでございます。  また、国内におきましては、急速に進展する少子高齢化、東日本大震災からの復興、近い将来発生すると言われております南海トラフを震源地とした巨大地震への対策、さらにはエネルギー問題など解決しなければならない問題が山積しております。  その中でも、社会保障制度改革は、将来の我が国において国民生活の基盤をなす重要な課題であります。とりわけ少子高齢化の進む本町にとりましては、大変重要な課題ではございますが、世界的に前例を見ない超高齢化社会となることが想定される我が国におきましては、一地方自治体の努力によって解決できるものではなく、国民的な議論を踏まえ、改革を先送りすることなく、国家レベルで着実に進めていく必要があろうかと考えております。  このような状況を踏まえ、平成26年度の町政運営に当たっての重要な視点として、次の3点を申し述べたいと思います。  1点目は、安全・安心で住みやすいまちづくりの推進であります。  東日本大震災から3年が経過しようとしております。被災地において完全復興を遂げるにはかなりのまだまだ時間を要するようではございますが、その歩みは着実に復興に向けて歩み続けております。  この大震災の教訓を生かし、本町においても近い将来発生すると言われております南海トラフを震源地とした巨大地震や災害に備えた防災対策、そして、あらゆる災害時の被害を最小限に抑える減災対策を早急に進める必要があります。  町民の皆様の大切な生命と財産を守るため、防災・減災対策を一層推進してまいりたいと考えております。  2点目は、いきいきと働き、活気に満ちたまちづくりの推進であります。  本町の長い歴史を考える上で、先人たちが築き上げた文化や伝統を守り、育み、ふるさと「琴平町」をさらに発展させ、次代を担う世代の方々にまちづくりのバトンをつなげることが我々の務めであると考えております。  本町におきましては、「四国こんぴら歌舞伎大芝居」を初めとして、先人たちが先見の明を持って取り組んでこられた事業を継承することともに、金刀比羅宮の門前町として、また香川県随一の観光地として広域交流観光拠点を目指し、近隣市町と連携した事業の推進にも取り組んでまいる所存でございます。  また、産業の振興にも力を注いでまいりたいと考えております。にんにくを初めとする特産品の6次産業化の推進を通じて、全国に「こんぴらブランド」を広げてまいりたいと考えております。  3点目は、福祉から教育に至る幅広い分野において、みんなで支え合い健やかに暮らせるまちづくりと、生涯学び学べるまちづくりの推進であります。  高齢化の進む本町におきましては、誰もが健康的で幸福を実感できる社会の実現のため、福祉や医療などのサービスが滞りなく提供されることが必要です。年々増加するひとり暮らしの高齢者や障害のある方への福祉サービスの提供などにも配慮した体制づくりに努めていきたいと考えております。  また、少子化対策といたしましては、子育て支援施策の推進や、本町独自の特色ある教育の内容の充実、拡充などを図る必要があろうかと考えております。  これらを実現するためには、行政のみならず、地域の住民力や絆を活用した取り組みが必要であると考えております。  そして、町民サービスを向上させることによりまして、琴平町に住んでよかったと思っていただけるまちづくりに邁進する所存であります。  続きまして、本年度の重点施策について申し述べます。  本年度は、「安全・安心と災害に対応したまちづくり」「門前町としての賑わいと活気あるまちづくり」「互いを尊重し社会で支え合う福祉と健康のまちづくり」「夢や希望の持てる子どもたちを育むためのまちづくり」の4つを柱といたしまして、町政運営に取り組んでまいります。  初めに、「安全・安心と災害に対応したまちづくり」について、主な取り組みについて申し上げます。  防災・減災対策につきましては、災害に対する町民の不安の解消に向けて、東日本大震災を踏まえた地域防災計画の見直しを行っておるところでございますが、近い将来に発生するであろうと言われております「南海トラフを震源地とした巨大地震」にも対応するため、これまでに国や県より公表された被害想定に基づき、今後の具体的な減災対策につなげるため、抜本的な見直しを行ってまいります。  また、3年間実施してまいりました総合防災訓練も小学校区を一巡し、町民の防災意識の向上と避難経路の確認等の基本訓練を終え、より実践的な訓練や正確な情報の送受信方法の確立を目指してまいります。  そのための有効な手段といたしまして、「琴平町防災行政無線整備事業」を実施し、住民の皆様への避難指示、避難勧告などの情報を伝えるための拡声子局を町内9カ所に設置いたします。また、これらの放送を受信する戸別受信機を効率的に配備し、避難情報等の伝達に活用してまいりたいと考えております。  また、地域防災計画の実効性を高めるため、地域防災力の向上に向けて自主防災組織の結成促進を一層進めてまいります。  暮らしにおける安全・安心の確保につきましては、琴平警察署との連携を強化し、防犯や交通安全などの取り組みを進めてまいります。また、消防・救急体制の充実に向けましては、仲多度南部消防本部により消防力の強化を図るとともに、消防団員の処遇を改善し、体制確保に努めてまいりたいと考えております。  生活環境の向上につながる取り組みといたしましては、住宅用太陽光発電システムや小型合併浄化槽の設置に対する助成を継続して行ってまいります。  次に、「門前町としての賑わいのあるまちづくり」についてでございます。  恒例となった「四国こんぴら歌舞伎大芝居公演」も昭和60年の初開催より数えて30回という節目を迎えます。来年の30周年記念公演に向けての事業を観光振興策とし位置づけ、先人たちが築いてきた「まちおこしイベント」をさらに発展進化させなければならないと考えております。  また、本町が50年先、100年先も門前町として反映し続けるための施策を実行しなければなりません。そのためには、訪れる方をもてなす心の醸成と、歴史と伝統に基づいた町並み整備を行う必要があることから、秋に開催いたします「第12回全国門前町サミット」をこれらの課題解決の起点となるよう充実した内容にしたいと考えております。  次に、農業や商工業などの産業振興を図るため、特産品のブランド化を推進し、市場での商品価値を上げなければなりません。そのためには、6次産業化による業種を超えた連携と担い手の育成を図る必要があります。  そこで、若者や都会の人たちに琴平町の魅力や産業を知っていただき、またまちづくりのお手伝いをしていただく「地域おこし協力隊推進事業」を新たに取り組み、地域資源の発掘や情報発信など地域コミュニティの活性化を図ります。また、昨年香川県と連携した空き店舗活用促進事業や青年の就農意欲を高める新規就農総合支援事業を継続してまいりたいと考えております。  次に、「互いを尊重し地域社会で支え合う福祉と健康のまちづくり」でございますが、高齢化社会に突入した本町におきましては、高齢者が住みなれた地域で、いきいきと生活を継続できることが理想であると考えており、高齢者福祉施策の維持強化が必要であります。  このような中、介護保険事業における今後の取り組みや介護保険料の算定等を行うため、第6期介護保険事業計画を策定し、高齢者福祉の向上を推進してまいります。  高齢者の方々が住みなれた地域でいきいきと生活を継続できるためには、町民の皆様方のご協力が必要であり、見回り・声かけなどを行っていただき、地域社会で互いに支え合う体制づくりが必要であろうかと考えます。また、大規模災害発生時の安否確認や、避難誘導には支援を受けるよう援護者と支援をする側の支援者との関係を構築する必要もあろうかと思います。これらを実現するために、平成24年度に策定した地域福祉計画を実行に移し、琴平町社会福祉協議会との連携を強化してまいりたいと考えております。  また、生涯を健康に過ごしていただくためには、町民の健康増進を図る必要があります。そのためには、がん等の疾病の早期発見、早期治療の推進に向け、基本健康診査や各種がん検診を推進するとともに、健康相談、栄養指導、保健指導等を強化してまいりたいと考えます。  さらに、町民が互いを支え合い、理解しあえる地域社会を実現するためには、町民一人一人が他の方々を認め合い、人権を尊重できる社会の形成が求められておると考えます。人権教育・人権啓発に関する施策を総合的かつ計画的に推進してまいりたいと考えます。  次に、「夢や希望の持てる子どもたちを育むためのまちづくり」でございますが、主な取り組みについて申し述べます。  学校、地域、教育委員会及び町が緊密に連携し、総合的な対応により教育環境の整備と内容の充実を図ってまいりたいと考えます。  教育環境の向上に向けましては、発達障害等のある児童・生徒たちにきめ細かな支援教育を推進するため、幼・少・中学校に特別支援教育支援員を配置し、特別支援教育の充実を図ってまいります。  学校教育の充実を図るため、指導主事を配置し、学校の教育課程、学習指導その他学校教育に関する専門事項に関しまして指導を行っていただくとともに、教育への情熱と使命感、幅広い教養を持った心豊かな人材の確保に努め、琴平町独自の教育が実践できるよう教育委員会事務局の体制強化を図りたいと考えます。  また、小学校適正規模適正配置等検討委員会を立ち上げ、本町における児童のよりよい教育環境の整備充実を図るために、町立小学校の適正規模や適正配置について総合的な検討を行うこととしております。  このほか、子どもたちが安全で安心して充実した学校生活を送ることができるよう、学校等教育施設の改修を引き続き進めてまいりたいと考えます。  就学前教育の推進と子育て支援の取り組みといたしましては、幼稚園における3歳児保育を新年度から実施するとともに、預かり時間の延長と、長期休業期間における保育を実施し、多様化するニーズに対応してまいりたいと考えております。
     また、絵本を通じて親子の触れ合いを促し、心和む楽しい時間を持つことで、親子の愛着形成を図り、子育ての支援をするブックスタート事業を開始し、住民ボランティア組織の方々の協力を得ながら、読み聞かせ等の指導も行ってまいりたいと考えております。  最後に、これらの重点施策を推進するに当たっての町役場全体としての取り組み姿勢についてご説明いたします。  限られた財源の中で、町民サービスを向上させ、効果的な施策を実施するには、職員一人一人が厳しい財政状況を認識し、積極的な歳入確保と徹底した事務事業の精査・効率化などに取り組むとともに、町民の皆様の立場に立ったきめ細かな行政サービスを提供してまいりたいと考えております。  歳出削減に向けた主な取り組みといたしましては、長年の懸案事項であった「いこいの郷公園」の管理運営を新たな指定管理者に委託することで、琴平町の財政負担を軽減するとともに、民間のノウハウを活用したサービスの向上を実現させたいと考えております。  また、老朽化した公共施設に係る財政負担を軽減するため、長期的視野に立った施設の配置やあり方、また維持管理コストを勘案しながら有効活用を図る必要があろうかと考えます。引き続き橋梁の長寿命化修繕計画に基づき、計画的な修繕や町道の改良工事をも順次進めていきたいと考えております。  歳入確保に向けた取り組みといたしましては、収入未済額の削減を図るため、町税の徴収や町営住宅の家賃、水道料金などの公共料金等の収納向上対策を強化してまいりたいと考えております。開かれた町政の実現に向けましては、町政報告会を地区別に開催する座談会形式とし、多くの町民が参加しやすくなるように検討を進めてまいりたいと考えております。  「最少の経費で最大の効果を上げる」という行政運営の原則を徹底させ、各事業においてはPDCAサイクルを常に心がけながら、スピード感を持って取り組んでまいる必要があろうかと考えております。  また、近隣市町とは中讃広域行政事務組合や、定住自立圏を軸に、引き続き広域行政を推進し、連携を深めてまいります。  以上、本年度の重点施策について申し述べました。  続きまして、26年度の予算について申し上げます。  昨今の経済情勢は、新政権が打ち出した政策への期待感から一部においては景気の回復傾向が見られるものの、消費税増税による影響を考慮に入れると、その先行きは不透明であると言わざるを得ません。  こうした中、本町財政におきましては、歳入において、個人町民税について、税制改正による若干の増加が見込まれるものの、経済状況の不透明感が強く、楽観はできないものと考えております。  一方、歳出では、障害福祉サービスを初めとする扶助費や国民健康保険特別会計、介護保険特別会計、下水道特別会計への繰出金、後期高齢者医療費等負担金などが増加しており、今後においても依然として厳しい財政運営を強いられることが見込まれております。  しかし、こうした厳しい財政状況にありましても、平成26年度予算編成においては、あらゆる事務事業を精査しながら、暮らしの向上や本町のさらなる発展に向けて、第4次総合計画の着実な推進に重点を置き、予算編成を行っております。  こうした編成を行いました平成26年度の予算規模は、一般会計で42億1,600万円余、前年度比3.7%増となっております。また、特別会計は前年度比1,280万円余、前年度比0.4%減といたしまして、総額29億9,600万余を計上しております。  我が国は、今、激動する国内外の社会情勢と、近隣諸国との外交問題が山積する中、大変重要な局面にあると考えられます。  また、全国的な少子高齢化が急速に進展することを勘案すれば、この状況を悲観的に捉えるのではなく、高齢化社会に対応した社会構造の構築と、社会資本整備を推進し、この国を新しい形に再生し、日本の風土にあった世界に類を見ない国家像を模索しなければならないと考えます。そのために、国と地方の役割分担を明確にした地方分権を推進し、国家レベルで少子化を改善する方策を示していかなければならないと考えております。  そして、今、私たちがなすべきことは足元を見据えた身の丈にあった着実な行政運営と行政経営を実践し、先人たちが築き上げてこられました人と人との絆の力を遺憾なく発揮し、町民本位の、また町民が主役となった琴平町を実現するために、町民一人一人の力を合わせて新しい時代を切り開くことが重要であろうかと考えております。  このため、私は町民の皆様の声や思いを真摯に受けとめ、町議会の皆様とはともに町政を担っていく上での車の両輪となるよう、引き続き活発で建設的な議論を交わしてまいりたいと考えております。また、近隣市町との連携をより一層深めながら、ふるさと琴平町の発展に向けて、渾身の力を振り絞ってまいります。  以上、私の町政運営に対する所信の一端を申し述べましたが、町民の皆様を初め、議員の皆様の町政に対するご理解と一層のご支援というものを賜りますようにお願い申し上げながら、私の施政方針とさせていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(片岡 英樹君)  町政一般報告ならびに施政方針表明を終わります。  ただいま会議の途中でございますが、ここで暫時休憩といたします。  再開を11時00分とさせていただきます。      休憩 午前10時44分      再開 午前11時03分      (出席議員、休憩前と同じ10名) ○議長(片岡 英樹君)  再開いたします。  休憩前に引き続き会議を開きます。  日程第 8 議案第1号 平成26年度琴平町一般会計予算  日程第 9 議案第2号 平成26年度琴平町学校給食特別会計予算  日程第10 議案第3号 平成26年度琴平町国民健康保険特別会計予算  日程第11 議案第4号 平成26年度琴平町下水道特別会計予算  日程第12 議案第5号 平成26年度琴平町駐車場特別会計予算  日程第13 議案第6号 平成26年度琴平町介護保険特別会計予算  日程第14 議案第7号 平成26年度琴平町後期高齢者医療特別会計予算  日程第15 議案第8号 平成26年度琴平町温泉事業特別会計予算  日程第16 議案第9号 平成26年度琴平町水道事業会計予算 を一括議題といたします。  町長から一括提案理由の説明を求めます。  町長。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  それでは、日程第8の議案第1号、平成26年度琴平町一般会計予算から日程第16の議案第9号、平成26年度琴平町水道事業会計予算を一括して提案理由を申し述べたいと思います。  まず、議案第1号、平成26年度琴平町一般会計予算でございますが、この予算につきましては、第4次総合計画に基づき、「住んでよし、訪れてよし、ことひら」のまちづくりを実現するため、積極的に事業を展開することが重要であり、職員一人一人が創意工夫を凝らして取り組み、住民ニーズに対応した施策を適切かつ効果的、計画的に展開することを念頭に置いて予算編成を行っております。  平成26年度予算編成における主な取り組みといたしましては、既にご配付の提案理由説明理由書の中に記載しておる事業が主なものでございます。  また、歳入予算、歳出予算別に見てみますと、まず、歳入予算では、予算総額に占める自主財源と依存財源の割合は44.0%と56.0%であり、自主財源の割合が、前年度比1.5%の増となっております。  特に、自主財源の主要な財源であります町税につきましては、個人住民税の均等割の標準税率の改正により増加となるものの、たばこ税や固定資産税については減少が見込まれ、町税全体で前年度比0.7%減の9億8,671万2,000円を計上しております。繰入金は、財政調整基金等からの繰り入れを行うこととし、前年度比63.1%増の2億7,115万8,000円を計上しております。諸収入では、こんぴらスポーツ財団の解散を受け、出資金の返還金1,000万円及びいこいの郷公園の管理運営権料として2,500万円を計上しております。このような要因から自主財源につきましては、1億2,400万円程度増、前年度比7.2%増加を見込んでおります。  また、依存財源では、まず地方交付税につきまして、地方財政計画等を参考に積算し、前年度と同額の14億円としております。また、町債発行額は、臨時財政対策債の発行額について、地方財政計画等を参考に1,000万円減少し、町債全体で前年度比5.7%減の3億1,610万円を計上しております。地方消費税交付金につきましては、消費税率の改正により、2,000万円増加を見込んでおります。国庫支出金は、臨時福祉給付金及び子育て世帯特例給付金の支給に係る経費として3,000万円程度増加を見込んでおります。このような要因から依存財源につきましては、約2,400万円増、前年度比1%増加を見込んでおります。  次に、歳出予算を目的別に見ますと、教育費が前年度比16.1%増の約3億9,200万円。衛生費が前年度比12.4%増の約3億5,800万円。土木費が前年度比7.0%増の約2億2,000万円。民生費が前年度比4.3%増の約13億3,300万円。消防費は前年度比4.3%増の約2億8,800万円。農林水産業費が前年度比3.9%増の約1億1,000万円。総務費が前年度比1.6%増の約5億6,000万円。公債費は前年比8.1%減の約4億4,400万円となっております。  また、性質別の構成比といたしましては、義務的経費が46.1%で、対前年度1.4%減、投資的経費が4.6%で、対前年度95.0%増、その他の経費が49.4%で、対前年度4.1%増となっております。  義務的経費では、公債費が前年度に比べ、約3,900万円減少する見込みとなっており、扶助費につきましては、障害者総合支援事業に係る給付費等の増加により0.9%の増加となっております。  また、投資的経費では、防災行政無線整備事業を初め、土地改良施設維持管理適正事業などの実施から95.0%の増となっております。  その他の経費では、補助費等で、消防救急無線デジタル化事業が終了したことにより、負担金が減少し、全体で8.8%の減、積立金では、いこいの郷づくり事業基金への積立金2,500万円を計上し、500.3%の増。投資及び出資金では、新たに水道事業会計への出資金を4,600万円計上しました。繰出金では、下水道や国民健康保険、介護保険特別会計への繰出金が増加となり、全体で7.1%増となっております。  その結果、平成26年度一般会計の当初予算総額を、対前年度比3.7%増の42億1,621万円とするものでございます。  続きまして、議案第2号の平成26年度琴平町学校給食特別会計予算について、提案理由を申し述べます。  歳入につきましては、学校給食保護者負担金といたしまして、消費税率の改正により、総額で対前年126万6,000円増とし、歳出においても、これに見合う給食食材費等を計上しております。  その結果、予算総額を前年度比3.3%増の4,001万4,000円とするものであります。  次に、議案第3号の平成26年度琴平町国民健康保険特別会計予算でございますが、保険給付費につきましては、平成25年度の医療費の給付見込みを参考に算定し、対前年と同額の9億4,869万6,000円、後期高齢者支援金は、国が試算した被保険者1人当たりの支援金に本町の被保険者数を乗じて試算し、対前年1,419万1,000円減の1億2,823万5,000円。介護納付金は、介護保険第2号被保険者数を考慮し、対前年188万9,000円減の6,178万8,000円としております。  その結果、予算総額を前年度比1.4%減の13億5,753万9,000円とするものであります。  次に、議案第4号、平成26年度琴平町下水道特別会計予算につきましては、歳入において、下水道事業受益者負担金につき、対前年約200万円減の336万3,000円。使用料及び手数料のうち、下水道使用料つきましては、対前年約1,500万円減の9,599万6,000円としております。また、繰入金について、一般会計より1億2,984万1,000円を繰り入れることとし、町債については、対前年2,250万円減として、7,100万円の発行を予定しております。  歳出におきましては、総務費について、中讃流域下水道事業負担金の減少及び維持管理負担金の減少により、対前年1,410万3,000円の減とし、6,352万4,000円を、設備費につきましては、整備費の減少により対前年1,340万円減額とし、4,833万9,000円としております。公債費につきましては、対前年約260万円増の1億9,993万9,000円とするものでございます。  その結果、予算総額を前年度比7.4%減の3億1,180万2,000円とするものであります。  次に、議案第5号の平成26年度琴平町駐車場特別会計予算について、ご説明申し上げます。  歳入につきましては、使用料のうち、観光バス乗降場の廃止により47万円減額となりますが、駅前西及び東駐車場の平成25年度収入見込みにより、全体で対前年7万円増の1,336万9,000円と見込んでおります。  歳出におきましては、駐車場費として、駅前西及び東駐車場の維持管理経費及び観光バス乗降場の設備撤去等に関する経費として計上し、対前年117万8,000円の減、諸支出金としまして、一般会計への繰出金を150万円計上しております。  その結果、予算総額を前年度比0.5%増の1,350万1,000円とするものでございます。  次に、議案第6号、平成26年度琴平町介護保険特別会計予算でございますが、保険給付費について、平成25年度の各種介護サービス等の実績見込みをもとに算定し、対前年2,365万4,000円増の10億1,226万円とし、国、県、支払基金、町それぞれの法定負担割合に応じて歳入予算を計上しております。保険料につきましては、対前年632万度5,000円増の2億1,136万1,000円を計上し、保険給付費の応分の負担を充当した残りを財政調整基金へ積み立てすることとしております。また、第6期介護保険事業計画策定に要する経費として334万5,000円を計上しております。  その結果、予算総額を前年比2.8%増の10億9,772万9,000円とするものであります。  次に、議案第7号、平成26年度琴平町後期高齢者医療特別会計予算でございますが、香川県後期高齢者医療広域連合への納付金につきまして、広域連合において試算された給付費の見込み額を積算基礎とし、対前年約70万円増の1億5,399万1,000円としております。  その結果、予算総額を前年度比0.5%増の1億5,447万7,000円とするものでございます。  次の議案第8号、平成26年度琴平町温泉事業特別会計予算でございますが、温泉使用料や入湯税を財源とした一般会計繰入金などを財源といたしまして、温泉供給施設の維持管理経費及びその整備に要した費用の償還費等を計上するものでございます。  予算総額といたしましては、前年度比3.8%減の2,149万4,000円とするものでございます。  最後に、議案第9号の平成26年度琴平町水道事業会計予算でございますが、業務の予定量につきましては、実績等に基づき、給水戸数を4,300戸、前年度比100戸の減、年間総給水量を141万6,200立方メートル、前年度比6万5,700立方メートルの減、1日平均配水量を3,880立方メートル、前年度比180立方メートル減としております。  また、主要な建設改良事業として、水道施設改修工事等や水源地、配水池等の施設整備事業を実施いたします。  その結果、水道事業収益を2億9,524万9,000円とし、費用を2億6,224万円とするものであります。また、資本的収入を4,600万円、資本的支出を1億3,467万9,000円と見込んでおります。  なお、資本的支出に対して不足しております8,867万9,000円につきましては、損益勘定留保資金、繰越利益剰余金等により補填することとしております。  以上、議案第1号から議案第9号までを一括してご説明申し上げましたが、各議案に対しましてはご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。 ○議長(片岡 英樹君)  町長の提案説明を終わります。  これより一括質疑に入ります。  提案説明に対する一括質疑を許します。   (「質疑なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片岡 英樹君)  質疑なしと認めます。  ただいま議題となっております議案9件は、議案第1号を各所管の常任委員会を主査とする連合審査会に、議案第4号、第5号及び第8号を総務産業経済常任委員会を主査とする教育厚生常任委員会との連合審査会に、議案第2号、第3号、第6号、第7号及び第9号を教育厚生常任委員会を主査とする総務産業経済常任委員会との連合審査会にそれぞれ付託いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片岡 英樹君)  異議なしと認めます。  よって、ただいま議題となっております議案9件は、議案第1号を各所管の常任委員会を主査とする連合審査会に、議案第4号、第5号及び第8号を総務産業経済常任委員会を主査とする教育厚生常任委員会との連合審査会に、議案第2号、第3号、第6号、第7号及び第9号を教育厚生常任委員会を主査とする総務産業経済常任委員会との連合審査会にそれぞれ付託することに決定いたしました。 ○議長(片岡 英樹君)  日程第17 議案第10号 琴平町地域の元気臨時交付金基金の設置管理及び処分に関する条例 を議題といたします。  町長から提案理由の説明を求めます。  町長。
      (「はい、議長」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  それでは、議案第10号の琴平町地域の元気臨時交付金基金の設置管理及び処分に関する条例についての提案理由を説明申し上げます。  地域経済の活性化と雇用の創出を図ることを目的に地域の元気臨時交付金実施計画に基づく事業を実施するに当たり、地域の元気臨時交付金を有効に活用するため、基金条例を制定するものでございます。  よろしくご審議の上、ご議決賜りますようにお願い申し上げます。 ○議長(片岡 英樹君)  町長の提案説明を終わります。  これより質疑に入ります。  提案説明に対する質疑を許します。   (「質疑なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片岡 英樹君)  質疑なしと認めます。  ただいま議題となっております本案は、総務産業経済常任委員会を主査とする教育厚生常任委員会との連合審査会に付託したいと思います。  これにご異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片岡 英樹君)  異議なしと認めます。  よって、本案は、総務産業経済常任委員会を主査とする教育厚生常任委員会との連合審査会に付託することに決定いたしました。 ○議長(片岡 英樹君)  日程第18 議案第11号 琴平町公共用財産管理条例の一部を改正する条例  日程第19 議案第12号 琴平町水道事業給水条例の一部を改正する条例  日程第20 議案第13号 琴平町公共下水道条例の一部を改正する条例 を一括議題といたします。  町長から一括提案理由の説明を求めます。  町長。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  それでは、議案第11号の琴平町公共用財産管理条例の一部を改正する条例から議案第13号の琴平町公共下水道条例の一部を改正する条例を一括して提案理由を申し述べたいと思います。  まず、議案第11号の琴平町公共用財産管理条例の一部を改正する条例でございますが、消費税法及び地方税法の一部改正に伴い、琴平町公共用財産管理条例の一部を改正するものでございます。  また、次の議案第12号、琴平町水道事業給水条例の一部を改正する条例につきましても、消費税法及び地方税法の一部改正に伴い、琴平町水道事業給水条例の一部を改正するものでございます。  また、議案第13号の琴平町公共下水道条例の一部を改正する条例につきましても、消費税法、地方税法及び標準下水道条例の一部改正に伴い、琴平町公共下水道条例の一部を改正するものでございます。  よろしくご審議を賜り、ご議決賜りますようにお願い申し上げます。 ○議長(片岡 英樹君)  町長の一括提案説明を終わります。  これより一括質疑に入ります。  提案理由に対する質疑を許します。   (「質疑なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片岡 英樹君)  質疑なしと認めます。  ただいま議題となっております議案3件は、委員会に付託することを省略いたしたいと思います。  これにご異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片岡 英樹君)  異議なしと認めます。  よって、ただいま議題となっております議案3件は委員会に付託することを省略することに決定いたしました。  これより一括討論に入ります。  討論はありませんか。   (「討論なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片岡 英樹君)  討論なしと認めます。  ただいま議題となっております議案第11号、第12号及び第13号は一括で採決いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片岡 英樹君)  異議なしと認めます。  よって、議案第11号、第12号及び第13号は一括採決を行うことに決定いたしました。  これより議案第11号、第12号及び第13号について一括採決いたします。  お諮りいたします。  議案第11号、第12号及び第13号は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。   (賛成者起立) ○議長(片岡 英樹君)  起立多数と認めます。  よって、議案第11号、第12号及び第13号は原案のとおり可決されました。 ○議長(片岡 英樹君)  日程第21 議案第14号 琴平町個人情報保護条例の一部を改正する条例  日程第22 議案第15号 報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例  日程第23 議案第16号 琴平町消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条               例の一部を改正する条例 を一括議題といたします。  町長から一括提案理由の説明を求めます。  町長。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  それでは、議案第14号から議案第16号にかけて一括して提案理由を申し述べたいと思います。  まず、議案第14号の琴平町個人情報保護条例の一部を改正する条例でございますが、特定事業者の個人情報の適正な取り扱いに関しましては、香川県個人情報保護条例に基づき、県で指針、その他の規定が定められており、町で定める必要がないため、該当規定を廃止するとともに、不服申し立てに必要な手続を定め、統計法の改正に伴う所要の整備等を行うため改正するものでございます。  次の議案第15号、報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例につきましては、地域おこし協力隊員及び鳥獣被害対策実施隊員の報酬の追加及び字句訂正のため、一部改正を行うものでございます。  次の議案第16号、琴平町消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例につきましては、消防団が地域防災力の中心として大きな役割を果たしておりますが、近年の社会環境の変化等から消防団員数の減少、消防団員の高齢化などさまざまな課題に直面しており、地域における防災力の低下が懸念されております。このような中、平成25年12月に消防団を中核とした地域防災力の充実強化に関する法律が公布され、消防団員の確保、処遇の改善、装備や教育訓練の充実について必要な措置を講ずることとされました。このような状況から消防団員の処遇改善を実施するため、琴平町消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部の改正を行うものでございます。  以上、3議案につきまして一括して提案理由を申し述べましたが、よろしくご審議を賜り、ご議決賜りますようにお願い申し上げます。 ○議長(片岡 英樹君)  町長の一括提案説明を終わります。  これより一括質疑に入ります。  提案理由に対する質疑を許します。   (「質疑なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片岡 英樹君)  質疑なしと認めます。  ただいま議題となっております議案3件は、総務産業経済常任委員会に付託いたしたいと思います。  これにご異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片岡 英樹君)  異議なしと認めます。  よって、ただいま議題となっております議案3件は総務産業経済常任委員会に付託することに決定いたしました。 ○議長(片岡 英樹君)  日程第24 議案第17号 琴平町駐車場条例の一部を改正する条例 を議題といたします。  町長から提案理由の説明を求めます。  町長。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  議案第17号の琴平町駐車場条例の一部を改正する条例でございますが、この改正につきましては、字句の訂正をするために改正をするものでございます。  よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。
    ○議長(片岡 英樹君)  町長の提案説明を終わります。  これより質疑に入ります。  提案理由に対する質疑を許します。   (「質疑なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片岡 英樹君)  質疑なしと認めます。  ただいま議題となっております本案は、委員会に付託することを省略いたしたいと思います。  これにご異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片岡 英樹君)  異議なしと認めます。  よって、本案は、委員会に付託することを省略することに決定いたしました。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。   (「討論なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片岡 英樹君)  討論なしと認めます。  これより議案第17号について採決いたします。  お諮りいたします。  本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。   (賛成者起立) ○議長(片岡 英樹君)  全員起立と認めます。  よって、議案第17号は原案のとおり可決されました。 ○議長(片岡 英樹君)  日程第25 議案第18号 平成25年度琴平町一般会計補正予算(第7号)  日程第26 議案第19号 平成25年度琴平町国民健康保険特別会計補正予算(第               3号)  日程第27 議案第20号 平成25年度琴平町下水道特別会計補正予算(第3号)  日程第28 議案第21号 平成25年度琴平町介護保険特別会計補正予算(第2号)  日程第29 議案第22号 平成25年度琴平町後期高齢者医療特別会計補正予算               (第3号)  日程第30 議案第23号 平成25年度琴平町温泉事業特別会計補正予算(第1号) を一括議題といたします。  町長から一括提案理由の説明を求めます。  町長。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  それでは、議案第18号の平成25年度琴平町一般会計補正予算(第7号)から議案第23号の平成25年度琴平町温泉事業特別会計補正予算(第1号)につきまして、一括して提案説明を申し述べます。  まず、議案第18の平成25年度琴平町一般会計補正予算(第7号)でございますが、各事業費及び財源内訳等の最終調整を行いまして、歳入歳出それぞれ3,296万円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ43億994万6,000円とするものでございます。  次の平成25年度琴平町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)でございますが、今年度の医療費の動向を踏まえ最終調整した結果、歳入歳出それぞれ5,962万4,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ13億3,572万円とするものでございます。  次の議案第20号、平成25年度琴平町下水道特別会計補正予算(第3号)でございますが、中讃流域下水道における負担金等について最終調整を行った結果、歳入歳出それぞれ1,091万4,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ3億1,708万4,000円とするものでございます。  次の平成25年度琴平町介護保険特別会計補正予算(第2号)でございますが、今年度における介護保険給付費の動向を踏まえ最終調整した結果、歳入歳出それぞれ901万8,000円を増額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ10億9,958万円とするものでございます。  次の議案第22号、平成25年度琴平町後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)につきましては、後期高齢者医療保険料の増収見込みにより、後期高齢者医療広域連合納付金を増額し、歳入歳出それぞれ3万5,000円を増額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ1億5,481万9,000円とするものでございます。  最後に、議案第23号、平成25年度琴平町温泉事業特別会計補正予算(第1号)でございますが、温泉使用料の収納状況により最終調整した結果、歳入歳出それぞれ68万6,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ2,166万円とするものでございます。  以上、一括して提案理由を申し述べましたが、ご審議を賜り、よろしくご議決賜りますようにお願い申し上げまして、ご説明とさせていただきます。  一部、今説明した中に、金額の訂正がございますので、訂正のほうお願いしたいと思います。議案第22号の琴平町後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)ですが、歳入歳出の増額分を3万5,000円と申し上げましたが、35万円でございますので、訂正しておわびを申し上げたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(片岡 英樹君)  町長の一括提案説明を終わります。  これより質疑に入ります。  提案理由に対する一括質疑を許します。   (「質疑なし」と呼ぶ者あり)(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(片岡 英樹君)  2番、安川 稔君。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○2番(安川 稔君)  平成25年度一般会計補正予算ですけれども、町長にちょっとお聞きしたいことがあります。一般会計補正予算の15ページ、20款の諸収入の項5雑入、坂東玉三郎特別公演の入場料につきまして、1,522万円の減額となっております。これにつきましては、昨年の臨時会ですかね、このときにおきまして、町長より値上げ等の提案があり、各議員いろいろご意見が出て、町長の答弁の中では、玉三郎公演につきましては、人気があるので、値上げしても売れるだろうという答弁があり、最終的には、1万9,000円近く値上げしたと思います。その結果といたしましては、これ、1,522万円の減額補正ですね。それにつきまして、町長、この結果に対しての検証等いたしたのか、また、それについての町長の所見をちょっとお伺いいたしたいと思います。 ○議長(片岡 英樹君)  ただいまの2番、安川 稔君の質疑に対する答弁を求めます。  町長。 ○町長(小野 正人君)  ただいま安川議員からご質問のありました議案第18号のうち、坂東玉三郎特別公演の入場料が1,522万円減となっておるということでございます。確かに昨年の秋の臨時会におきまして、坂東玉三郎公演を町内の秋の観光振興施策の一環としてとり行うために、補正予算を組んで公演をしたわけでございます。その説明の中におきまして、1万9,000円という条件設定を昨年度しなければ公演委託はできないということで、議会の皆様のご了解を得るためにご説明を申し上げ、また我々としてもそれだけの十分芸術性があるという観点から、この1万9,000円というものが1,000円値上げしておりますが、何とか集客につなげて、この収入を図っていきたいというふうに説明をしたところでございます。ただ、結果といたしまして、今回、補正に上がっていますように、1,522万円の入場券が売れていなかったということでございます。  これについては、今、議員ご指摘の入場料の1,000円の値上げ分というのも当然影響しておると思います。また、公演に際しましては、直近に京都において、また福岡において同じような内容の玉三郎公演があったというようなことでの集客減につながったという要因もございまして、それについては、今回、本当に反省をしながら、また、次回の公演に向けて取り組んでいくというようなことの検証をしなければならないというふうに考えておりますが、いずれにいたしましても、昨年の公演につきましては、入場がそこまで伸びなかったということは事実であり、それについては謙虚に反省をし、今後の方針に反映して生かしていきたいと思っておりますので、よろしくご理解を賜りたいと思っております。 ○議長(片岡 英樹君)  2番、安川 稔君。 ○2番(安川 稔君)  この予算は予算審議の中でまた正式に伺いたいと思います。 ○議長(片岡 英樹君)  答弁はよろしいですか。  ほかに質疑はありませんか。   (「質疑なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片岡 英樹君)  質疑なしで、以上で質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案6件は、議案第18号を各所管の常任委員会に、議案第20号及び第23号を総務産業経済常任委員会に、議案第19号、第21号及び第22号を教育厚生常任委員会にそれぞれ付託いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片岡 英樹君)  異議なしと認めます。  よって、ただいま議題となっております議案6件は、議案第18号を各所管の常任委員会に、議案第20号及び第23号を総務産業経済常任委員会に、議案第19号、第21号及び第22号を教育厚生常任委員会にそれぞれ付託することに決定いたしました。 ○議長(片岡 英樹君)    日程第31 議案第24号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて を議題といたします。  町長から提案理由の説明を求めます。  町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  それでは、議案第24号の人権擁護委員の推薦につき意見を求めることにつきまして、提案理由を申し上げます。  この議案第24号につきましては、人権擁護委員法第6条第3項の規定によりまして、次の者を人権擁護委員候補者として推薦したいので、議会の意見を求めるものでございます。  その者と申しますのは、氏名が山田悟。住所が琴平町上櫛梨1290番地2。生年月日が昭和28年10月1日であります。  なお、この委員の任期につきましては、山田悟氏が法務大臣の委嘱を受けた日から3年間となっておりますので、よろしくご同意いただきますようにお願い申し上げ、提案理由といたします。 ○議長(片岡 英樹君)  町長の提案説明を終わります。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております本案は、人事案件でございますので、質疑、委員会付託、討論は省略いたしたいと思います。  これにご異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片岡 英樹君)  異議なしと認めます。
     よって、質疑、委員会付託、討論を省略いたすことに決定いたしました。  これより議案第24号を採決いたします。  お諮りいたします。  本案はこれに同意することに賛成の方は起立願います。   (賛成者起立) ○議長(片岡 英樹君)  全員起立と認めます。  よって、本案はこれに同意することに決定いたしました。 ○議長(片岡 英樹君)  日程第32 議案第25号 琴平町過疎地域自立促進計画の変更について を議題といたします。  町長から提案理由の説明を求めます。  町長。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  議案第25号の琴平町過疎地域自立促進計画の変更についてをご説明申し上げます。  国営香川用水土地改良事業負担金等について、過疎地域自立促進事業として位置づけるため、本町の過疎地域自立促進計画の一部を変更することについて、議会の議決を求めるものでございます。  よろしくご同意いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(片岡 英樹君)  町長の提案説明を終わります。  これより質疑に入ります。  提案理由に対する質疑を許します。   (「質疑なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片岡 英樹君)  質疑なしと認めます。  ただいま議題となっております本案は、委員会に付託することを省略いたしたいと思います。  これにご異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片岡 英樹君)  異議なしと認めます。  よって、本案は委員会に付託することを省略することに決定いたしました。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。   (「討論なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片岡 英樹君)  討論なしと認めます。  これより議案第25号について採決いたします。  お諮りいたします。  本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。   (賛成者起立) ○議長(片岡 英樹君)  全員起立と認めます。  よって、議案第25号は原案のとおり可決されました。 ○議長(片岡 英樹君)  日程第33 請願第1号 伊方原発の再稼働に反対する意見書の提出を求める請願書 を議題といたします。  本請願の内容はお手元にお配りいたしました請願書写しのとおりであります。紹介議員からの趣旨説明を求めます。  7番、今田 勝幸君。   (「はい、7番」と呼ぶ) ○7番(今田 勝幸君)  議長のお許しもありますので、伊方原発の再稼働に反対する意見書の提出を求める請願書の趣旨の説明を行いたいと思います。今田勝幸でございます。  3・11東日本大震災、東京電力福島第一原子力発電所事故以来、丸3年を迎えようとしています。今なお14万7,000人がふるさとを追われ、家族、地域が分断をされたまま、避難生活を余儀なくされているのであります。あの事故後の総事故件数は、軽微なものを含めると、今日まで201件にもなります。溶解した核燃料は瞬時にして死に対する量の放射線量は日量2億4,000ベクレルも出し続けています。汚染水についても、ますます増加の傾向があります。まだ事故の収束の見通しが立っていない状況だと思います。  このような中で、政府は2月末、エネルギー基本計画を閣議決定いたしました。原発をコストが低廉で、供給が安定している。また、ベースロード電源と位置づけました。原発の恒久化を図ろうとしているのだと思います。  この計画案は、原発依存度をできるだけ低減するとしていますけれども、経団連の会長など、原発新増設の必要性などの発言も多々あります。ですから、政府の言う依存度を低減するという保障はどこにもないのではないでしょうか。一定割合は、必ず原発を使い続けるという原発恒久化宣言だと思うのであります。  また、計画案が言う原発はベースロード電源に適しないことが、東京電力福島第一原子力発電所事故でわかったと思うのに、全くそれを無視しています。核のごみや、事故処理費用などを考えた場合、原発は究極の高コストだと言わなければなりません。一度事故が起きれば、大電源力が失われる。混乱をもたらす最悪の不安定電源であります。3・11事故の教訓から何も学んでいないのだと思います。  現在の原子力発電施設は、建設中が3、廃炉が7、停止中が6、定期検査中は44基で、原発は全て発電の運転をしていません。原子力規制委員会は、再稼働へ優先原発を絞り込む動きが強く出ています。審査の申請が出ているのは、10原発、17基。北海道電力泊、関西電力大飯と高浜、四国電力の伊方、九州電力玄海と川内。この6原発が先行しているようであります。  このような政府と原子力規制委員会の情勢、動きの中で、四国電力が伊方原子力発電所3号機の再稼働に向け、規制委員会へ新規制基準への適合審査を求める申請を行おうとしています。しかし、新規制基準は、東京電力福島第一原子力発電所事故の事故原因もいまだに明らかになっていないのであります。そういう中での策定であり、重大事故に対する立地評価もされておりません。  老朽化によるさまざまな危険性が指摘されている伊方原子力発電所で、東京電力福島第一原子力発電所と同じような事故が起これば、100キロから200キロメートル圏内の香川でも、当然深刻な影響が危惧をされます。  四国新聞の1月県民世論調査によると、原発の安全性については9割近くが「不安」だと回答し、伊方原発については、「段階的な廃止」を含めると、6割が廃炉を求めています。再稼働についても、反対が54%、賛成の42%を上回っています。また、「地元の同意は香川県も必要」という回答は約半数であります。県民世論は、原発のない社会を望み、希望しているのであります。  伊方原子力発電所では、新たな活断層が指摘をされています。昨年5月に、政府が発表いたしました南海トラフ地震被害想定によると、最大で32万人、香川県の独自試算でも6,300人にのぼる死者が出るとしています。これに伊方原子力発電所災害が加わったとき、隣県の香川もさらに大きな被害を受けることが十分想定されるわけであります。琴平町民の命を守るために、あの甚大で悲惨な3・11の教訓は何よりも想定外は許さない、安全神話は崩壊し、事故は起こるものということから始めなければならないと思います。国及び愛媛県に対し、琴平町民、香川県民の声の尊重、再稼働には隣県香川の同意が必要条件だということを求めるとともに、四国電力伊方原子力発電所3号機の再稼働反対の意見書の採択を、本議会で議員の皆さんにお願いを申し上げたいと思います。  よろしく審議の上、採択を心からお願い申し上げます。 ○議長(片岡 英樹君)  紹介議員の趣旨説明を終わります。  これより質疑に入ります。  趣旨説明に対する質疑を許します。   (「質疑なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片岡 英樹君)  質疑なしと認めます。  お諮りいたします。  請願第1号は、委員会の付託を省略いたしたいと思います。  これにご異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片岡 英樹君)  異議なしと認めます。  よって、請願第1号は委員会の付託を省略することに決定いたしました。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。   (「討論なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片岡 英樹君)  討論なしと認めます。  これより請願第1号について採決いたします。  お諮りいたします。  請願第1号を採択することに賛成の方は起立願います。   (賛成者起立) ○議長(片岡 英樹君)  起立少数と認めます。  よって、請願第1号は不採択とすることに決定いたしました。 ○議長(片岡 英樹君)  お諮りいたします。  あす3月6日から10日までの5日間を議案審査のため休会といたしたいと思います。  これにご異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片岡 英樹君)  異議なしと認めます。  よって、3月6日から10日までの5日間を休会とすることに決定いたしました。 ○議長(片岡 英樹君)  以上をもって本日の日程は全て終了いたしました。  本日はこれをもって散会します。  ありがとうございました。
                 (散会 午前11時53分)  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。        琴平町議会議長        琴平町議会議員        琴平町議会議員...